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半兵衛麸の商いの精神

Spirit

半兵衛麸の商いの精神と「石門心学」

今に受け継がれる半兵衛麸の姿勢は、三代目三十郎が学んだ石門心学を基としています。
石田梅岩先生(1685-1744)が町人の心を説いた石門心学は、正直 倹約 勤勉の三徳を基盤とするものです。

商いの精神

家訓
「先義後利」「不易流行」

「先義後利=義を先にして利を後とする」義とは正しい道のこと。
商いの正しい道とは、お客様のお役に立てることを考え、
お客様に喜んでいただき、そのお礼としてお代を頂戴する。
美味しいお麸をつくり、そのお麸を通じてお客様に喜んでいただく。
また、お客様だけでなく、世のため、次代のためにもなることを考えた商いを行います。

「先義後利」と並び、もう一つの家訓である「不易流行」。
「不易」とは変わらないもの、「流行」とは移り変わるもの。
半兵衛麸が代々受け継いできた宮中での技を祖とする製法
商いの精神に誇りをもって、本質を変えることなく、
時代の移り変わりに合わせて技術やサービスを発展させていく。
いつの時代もどうしたらお客様に喜んでいただけるかを考えてまいります。

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老舗ではなく、“しにせ”として

半兵衛麸では、「老舗」という漢字を使いません。
「老いた舗」になってはならない、
常に「新しい舗(しんみせ)」の気持ちを持って、新しいことに挑戦し、
活気あふれるお商売をしなければならないとの訓えがあります。
また、「新(しん)」以外にも、「信」「心」「進」「親」「慎」…。
いろんな意味を込めて「しにせ」になりたいと思っています。